SYU-KATSU SPICES就活に役立つ話題集

人事のメセン

[第3のメセン] 企業が面接で着目していることとは!?

SP_人事のメセン_TITLE面接官トレーニングセミナーに初めて参加した陣。そこで採用側として気づいたことを佐井部長と話をしているようです。

陣:
昨日面接官トレーニングのセミナーに参加し、大変勉強になりました。
良い機会をいただきましてありがとうございます。

佐井部長:
勉強になったか!それで、セミナーはどうだったかな?

陣:
はい。これまでは、面接で話して感じが良かったり、学校や前職で優秀な成績を残したりした人を採用すれば良いと思っていました。しかし、昨日のセミナーでは、『その人にどのような能力があって、その能力を当社でも再現できそうか』という視点で評価していこうという話でした。

佐井部長:
当社社員の人事評価も『課題にどう取り組んだかというプロセスと、どんな成果を出したか』を評価対象としているからね。その人にどんな能力があるか、そしてその能力は当社でも発揮できそうかを面接で確認できれば、当社がほしい人材に合っているのか判断しやすくなるだろう。そうなると、面接では、応募者の過去の経験について、詳しく聞いていく必要があるね。

陣:
応募者の能力を探ろうと思って突っ込んで質問すると、圧迫面接だと思われてしまうのではないでしょうか…。

佐井部長:
ははは。まずは、きちんと面接の目的を伝え、応募者に興味を持って聞くことだね。

陣:
はい。面接では印象や過去の業績だけで判断せず、今まで学生生活や仕事で、物事に『なぜ・どのように・どうやって』取り組み、どんな『課題を対処する力』を持っているのか、しっかり確認できるようにしたいです!

佐井部長:
そうだね。期待しているよ。
今度社員を募集する予定だから、次は採用に始めから関わってもらうよ。

陣:
はい!よろしくお願いします!!

ふむふむ・・・。
「経験・成果」だけを企業にアピールすれば良いと思いがちですが、採用する側は『あなたがどのようなことにどのように取り組んだか』というプロセスと、そこで『どのような力を発揮したか(身につけたか)』という部分にも着目しているようですね。
これまでの経験について詳しく聞かれたら、自分なりにどう努力したのかしっかりと伝えられるように準備しておきましょう(^-^)/