就活食堂
[メニュー2]就活食堂 私、内定もらえるのかな…
とある大学のそばにある食堂。そこは、企業の人事として数十年働いてきた《就勝子》さんが経営しています。今日も感染防止策を講じて営業中!
ご飯を食べ終わった大学4年生が勝子おばちゃんと話をしています。
ちょっと2人の会話を聞いてみましょう!
【勝】:食堂の勝子おばちゃん 【学】:就活をしている大学4年生
学:
おばちゃん…、この間第1志望の最終面接で不採用になって…。
もうこのまま内定もらえないんじゃないかって思ってます…。
勝:
最終面接で不採用だったのか…。そっか、悔しかっただろうね。
学:
自分が伝えたいことは伝えたつもりなんですが、それが伝わらなかった悔しさがあります…。
なにがいけなかったのか分からなくって、次に他の会社を受けても同じことになるんじゃないかと思うんです。
勝:
「自分が伝えたいこと」は伝えたという実感は持っているんだね。
ちなみにあなたが企業に「伝えたいこと」ってどんなことなの?
学:
学生時代にアルバイトを頑張ったこととか、計画的にものごとに取り組むことができるというアピールポイントです。
すっごい自己分析して準備したんです!
勝:
頑張ってきたことやアピールポイントは自信をもって伝えられたようだね。
それなら、企業側が知りたいことってなんだろね。
学:
企業が知りたいことですか?その学生が何を頑張ってきたかとかじゃないんですか?
勝:
もちろんそれもあるだろうけどね。特に最終面接ともなれば、『この学生がうちの会社で働くイメージを持ち』
『本当に働いていきたいと思っているのか』このあたりを確認したいんじゃないかな。
学:
本当に働きたいかですか。福利厚生もいいし、社員さんの雰囲気も良かったから、第1志望と思っていたんですけれど。
勝:
そうだね。福利厚生も働く先を選ぶうえではとっても大事だよね。
それだけではなく、その会社はどんな会社で、どんな仕事をしているかということも理解して、自分なりの『働くイメージ』を持っていたかな。
そのイメージが持てないと、働きたいっていう熱意は企業に伝わりにくいかもしれないね。
学:
どんな仕事があるかは入社してからでもいいかなと思ってました。
ちょっと企業研究が不足していたんでしょうか。
勝:
そうかもね。そこで働きたいという熱意を説得力を持って伝えるためには、企業研究も大事なんだと思うよ。
学:
うん。そうですね。
次からもうちょっと頑張れそうな気がします。ごちそうさまでした!
ふむふむ。今日は、最終面接に向けての心構えのような内容でしたね。
最終面接では、「当社が第一志望ですか?」など、本当にこの会社で働いていきたいと思っているかを特に聞かれます。
そこで、「はい!第一志望です。」と答えるのは簡単…ではありますが、熱意と説得力を持って伝えることは難しいですね。
●入社したらどんな仕事をする可能性があるか。
仕事内容はもちろん、その先にいる顧客は何を求めているのか、などを企業研究からイメージしてみましょう
●企業研究した内容をもとに、自分だったら何を実現したいか、どんな仕事をしてみたいかをしっかり語れるようにしましょう
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