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人事のメセン

[第10のメセン]集団面接試験、企業側が見る視点とは?-1-

SP_人事のメセン_TITLE集団面接試験終了後、陣は何やら気になったことを佐井部長と話をしているようです。

佐井部長:
今回初めて集団面接に同席してもらい、面接の進行や質問をお願いしたが、どうだったかな?

陣:
応募者が横に並んでいるので、表情や話し方などそれぞれの個性をつかみやすいと思いました。お辞儀の深さや姿勢の良さ悪さも比較しやすかったです。

佐井部長:
そうだろう!印象に残った人はいたかね?

陣:
はい。「自己紹介を1分でお願いします」とお願いした際に、1分ぴったりで話し終えた人がいましたよね。内容もポイントを押さえていたので、時間管理や自己管理ができる人だろうと思い、印象に残っています。

佐井部長:
そうか。私は、話の内容だけではなく、表情やしぐさも気を付けて見ていたよ。他の人が発言している時に、その人の話しを聞いているかなどもね。

陣:
なるほど。自分のことだけに集中しすぎず、周りに気を配れるかということも見ていたのですね!集団面接の場合、こちらが質問してからご本人が答えるまで、他の応募者の答えを聞きながら待つこともありますから、その間に質問を忘れてしまう人もいましたね。

佐井部長:
そういったところからも、集中してその場にいられるかどうかも判断することができそうだね。

陣:
集団面接は、短時間で大人数を面接できるという企業の効率だけを考えて行っているのかと思っていましたが、奥が深いですね…。

佐井部長:
そうだよ。面接という短い時間で一緒に働く人を見つけなければならないのだ。だから、応募者の話の内容からだけではなく、面接に挑む姿勢からも、その人がどんな人かを理解しようと努力しないとね。

ふむふむ・・・。
応募者は面接で何を話そうかということは考えていきますが、面接官は、普段の様子が表れる表情やしぐさ、面接に向かう姿勢なども意識して見ているようですね。
話す内容の整理はもちろんのこと、企業側が見る視点についても普段の生活から意識しておきましょう(^-^)/