SYU-KATSU SPICES就活に役立つ話題集

人事のメセン

[第7のメセン]企業へ電話をかけるときに気を付けることとは?

人事のメセン人事部へ1本の電話がかかってきました。最初に出た陣は電話の掛け方についてなにやら佐井部長と話をしているようです。

(人事部へ一本の電話がかかってくる)

中塚:
中塚と申しますが、人事部長さんお願いします。

陣:
おそれいりますが、どちらの中塚様でしょうか?
(突然名乗られても、分からないし…。それに「人事部長さん」って。「部長の○○様」とか敬称の付け方も知らないのかな…?)

中塚:
え?あ…、あの…。

陣:あ…はい…、少々お待ちくださいませ。

(電話が終了)

陣:
先ほどの取り次ぎは失礼いたしました。名字しか名乗らないし、何の件での電話か分からなかったもので…。

佐井部長:
さっきの電話、応募の問い合わせだったよ。企業に電話しているのに、知り合い同士で電話をするように、苗字しか名乗らない方は時々いるんだよね。

陣:
うちの部署は人事と総務を担当しているから、応募の方だけではなく、取引先や業者などいろいろな方から電話が来ますからね。電話をする方にそういった状況を考えてもらいたいです。「就職活動中の○○と申します」や、「応募の件で」などを加えてもらえると、分かりやすいのですが。

佐井部長:
先日応募のあった方に面接の案内で電話をしたのだが、何度かけても繋がらなくてね。留守電にメッセージを残したのだけれど、3日以上経っても折り返しの電話もないし。忙しいのかもしれないが、そういった人には仕事を任せられないと思ってしまうね。

陣:
応募書類や面接はしっかり準備して応募してくるので見えない部分もありますが、電話のやりとりでは普段の様子が分かるので、社会性を判断する上で参考になりますね。

佐井部長:
そうそう。用件が終わって電話を切る際に、「失礼いたします」「よろしくお願いします」などの一言を言えたり、明るくハキハキ話していたりすると、相手のことが配慮できる人だなと良い印象が残るものだよ。

陣:
相手のことを考えて対応する心遣いの「ある・なし」が分かるので、電話の問い合わせも大切ですね。仕事でもそうですが、期限を守らないなど基本的なことができていない人は、会社では信用がなくなりますからね。

ふむふむ・・・。
企業の方は、応募書類や面接以外にも、企業に訪問した時や電話のやりとりなどから、みなさんの様子を見ているのですね。
対応の際は、相手がどういう状況か、相手が不快に思わないかなどを配慮する気持ちを忘れないようにしましょう!
電話応対の仕方を知りたいと思った方は、ぜひジョブカフェいわてへお越しください(^-^)/