ケイ子の就活物語
[第3巻]志望動機の重要なポイントから探る。企業選びのコツ!
就職が決まらないまま学校を卒業したケイ子の一日を追う【ケイ子の就活奮闘記】をお送りします。
ケイ子の様子から、就職活動に活かせるポイントを探ってみましょう!!
【ケイ】:就職活動中のケイ子 【ユウ】:ケイ子の友人ユウ(社会人1年目)
ケイ:
はあ…(ため息)。今度A社に応募するんだけど、志望動機が思い浮かばなくて…。ユウちゃんは、就職活動の時、志望動機に何を書いていたの?
ユウ:
え?志望動機が思い浮かばないってどういうこと? だって自分で興味があって、やってみたいと思ったから応募するんでしょ!?
ケイ:
やってみたいっていうか、会社説明会に参加して説明を聞いて、給料とか休日とかの条件が良いなと思ったから、応募してみようかなって思ったんだよね。
ユウ:
説明会に行って話を聞いたのなら、給料とか休み以外に「こういう仕事ができておもしろそうだな」って思えるものなかった?
ケイ:
まだ働いていないからどんな仕事をするか分からないし。「こういう仕事をしたい」って思っていても、できるとは限らないでしょ。だから、給料とか休みとかそういった条件面だけに目がいくんだよね。
ユウ:
確かに「この仕事をしたい」と思ってもできないかもしれないけど、「この会社(業界)だったらこんな仕事をしてみたい」っていう気持ちはあってもいいんじゃない!?
ケイ:
それは分かるけど…、やってみたい仕事ってまだ分からないし…。
ユウ:
入社したら自分がどんな仕事をすることになるか、もう少し調べておかないと、何ができるか、やりたいかなんて分からないと思うよ。
調べてみると、この仕事なら頑張れるっていうことが出てくると思うから、それを志望動機に書けばいいんじゃないかな。条件面以外にも何かひかれる部分があったから応募したいと思ったんだと思うよ。
ケイ:
そうね、そうよね…。もう少し会社のこととか仕事内容とか調べてみるわ。(…でも、やりたいことや頑張りたいことを書いて意味があるのかな…?)
ケイ子さん、いろいろ考えてどうしたらいいか分からなくなっているみたいですね。
「やりたい仕事」が分からなかったとしても、まず第一歩として、
●その会社を取り巻く環境はどのようなものか
●その会社でどのような仕事をしているのか
●そこで働いている人はどんなことを考えて仕事をしているか
などなど、インターネットだけではなく、直接働いている人から話を聞くなど、できる限りの方法で調べてみましょう。
その中で、「やってみたいこと」「できそうなこと」「やるべきこと」が出てきたら、それを文章にしたり話したりして、言葉にしてみましょう。
志望動機のポイントの一つは【主体性】。つまり、様々な情報から自分なりに考えたことを伝えるということです。
答えを見つけるのではなく、あなたなりの考えを伝えられるようにしましょう!
(^-^)ノ”See you next !!