SYU-KATSU SPICES就活に役立つ話題集

ケイ子の就活物語

[第5巻]面接官が聞きたいことと自分が伝えたいことのギャップ!?

就職が決まらないまま学校を卒業したケイ子の一日を追う【ケイ子の就活奮闘記】をお送りします。
ケイ子の様子から、就職活動に活かせるポイントを探ってみましょう!!

【ケイ】:就職活動中のケイ子  【ユウ】:ケイ子の友人(社会人1年目)

ケイ:
はあ…(ため息)。この間A社で面接をしてきたんだけど、不採用だったんだ…。志望動機とかやりたいこととかちゃんと話せたと思うんだけどな。

ユウ:
そうだったんだ。私もあったよ。自分で「面接でしっかりPRできた!」と思っていたけど、結果は不採用だったこと。ショックだよね。

ケイ:
そう、今までにないくらい話せたんだよ!もう、悔しくて…。

ユウ:
分かるよ、その気持ち…。でもね、自分で「これを伝えたい」というものと、相手が「これを聞きたい」と思うことって違うんじゃないかな。

ケイ:え?どういうこと??

ユウ:
う…ん、うまく言えないけど…。私が面接で不採用が続いたときは「自分をアピールしなきゃ」って思っていたの。だから自己PRと言われたら、用意していた自己PRをそのまま話していたんだけどね。あるとき面接官から「私が聞きたいことはそういうことではなく…」って言われたの。後で考えてみたら、会話が一方通行になっていたんだろうなって思ったんだ。

ケイ:え?自己PRって聞かれたから答えたんだよね?

ユウ:
それはそうなんだけどね。用意したことをそのまま言うのではなく、その都度、面接官の質問の意図をくみ取って、相手の聞きたいことに合わせて話すってことだよ。会話になっているかどうかだよね。

ケイ:
会話ね…。そう言われてみれば、私きちんと答えているつもりなのに、何度も同じような質問をされたことがあるかも。面接官の聞きたいことに私が答えていなかったのかもしれないね。

ユウ:
そうかもね。その会社がどんな会社でどんなことを目指しているかなどを事前に情報収集して、どうしたら自分の言いたいことが伝わるかを準備しておかないとね。

ケイ:
そっか。私、自分のことでいっぱいいっぱいになると、相手が見えなくなってしまう時があるんだ。近々面接があるから、もう少し相手のことを考えて面接できるように、心に余裕をもって行かないとね。

ケイ子さん、面接で苦戦しているようですね。
例えば面接で「自己PRをお願いします」と言われたら何と答えますか?
「私の長所は○○です。なぜならば、(体験談を加える)。その結果、△△の力が身につきました。」と、どの会社でも同じように話していませんか?

ここで、面接官側が聞きたいことは何なのかを考えてみましょう。【自己PR】つまり【この会社であなたのどんな力や経験が活かせるか】ですね。それを伝えるために、【その会社(仕事)】に対して、自身の経験の中から【何を】【どのように】伝えるかを考えて答えなければなりません。

応募書類を書くときや面接練習をするときも、このポイントを意識してみましょう!一人で考えて行き詰ったら、ジョブカフェいわてにご相談ください!!

(^-^)ノ”See you next !!