SYU-KATSU SPICES就活に役立つ話題集

シゴトビトの言葉学

[第5講]岩手県商工労働観光部ものづくり自動車産業振興室・高橋由佳のコトバ

毎月1回開催の「しごとトークカフェ」。そこで社会人のゲストが語る、働き方、暮らし方、生き方とは?岩手で働く社会人たちからのメッセージを「シゴトビトの言葉学」として紹介します。

05‐title専門学校1年で「来年の準備のため」と公務員試験を試に受けてみた。国家や市、郵政は落ちたものの、岩手県は合格。迷うことなく県職員に。花巻と久慈の広域振興局、県庁秘書広報室、農林水産部流通課に所属。人が嫌がる税の仕事も含め「どの職場も面白かった」と常に前向き。さまざまな困難も明るい性格と笑顔で乗り切ってきた。

みなが嫌がる税の仕事も楽しめた

黒沢尻北高時代、軟式テニスの部活に熱中。引退後、大学の受験勉強に力を入れる仲間をしりめに、部活から解放され自由な時間を楽しむ。学業もおろそかになりがちで「一日でも早く就職を」と専門学校に進学する。

県職員となり、最初の配属は花巻地方振興局。「ほぼ希望が通り」で、実家がある北上市から通った。次の異動は「若い職員が多く楽しい職場」と聞き第二希望にしていた久慈地方振興局に。ここでみなが嫌がる税の仕事に就く。出稼ぎの大工さんが課税対象になるかどうかを確認するため、お盆の帰省時期を狙って電話を掛けた。「説明し、納得してもらえることが嬉しかった。『久しぶりに若い女性と話せた』。そんなリアクションも面白かった」と屈託がない。

県庁は意外と自由

本庁に戻り秘書広報室で3年勤務し、「イベントをやりたい」と上司に相談すると流通課に配属となった。地産地消のポスターを作ることになり「やるなら面白いものを」と紫波町のデザイナーに日参。ユニークなポスターを完成させた。「県職員は固いイメージもあるが、珍しいことを許してくれる上司も少なくない」と働きやすさを強調する。

「県庁は基本的に『飲みにケーション』です」。お酒は好きな方で、普段の仕事のほか、懇親会などで広げた人脈を生かしている。県庁のいいところの一つは、異動があることという。「いやな上司がいても1、2年でどちらかがいなくなる」。県内最大の“企業”にはそんなメリットもあった。

shigoto05‐pic

高橋由佳(たかはし・ゆか)氏のプロフィール:
黒沢尻北高、盛岡情報ビジネス専門学校卒。県職員となり、花巻、久慈の各地方振興局、県庁秘書広報室、流通課、2017年4月からものづくり自動車産業振興室に。

\高橋さんの言葉を聞いた、参加者のコメント/

  • 自分が思っていたよりも、県職員の仕事内容が多岐にわたっていたことに驚きました。お固い仕事だけではなく、企業と連携した仕事も多く行っていて興味を持ちました。
  • 今まで知らなかった県職員の実態について知る事が出来ました。3、4年で転勤できたり、第一希望第二希望が通ったりすることに魅力を感じました。長く続けることが出来る素敵な職業だと思い、県職に合格したいという気持ちがより一層強まりました。
  • 民間企業と連携しながら、仕事をすることが出来る点に魅力を感じました。いろいろな人と接する機会があるので価値観を広げられる素晴らしい職種であることを実感しました。

「しごとトークカフェ」は2010(平成22)年度にスタート。高橋さんは98人目のゲストでした。
過去の様子はジョブカフェいわての施設内に常設のDVDで閲覧できます。